【ビジネス】野村監督が語るメモの大事さとは?

野村克也氏が、2月11日に亡くなった。84歳だった。

野村氏曰く、自分は何の才能もない男だったが「弱者が強者を倒すためには何をすべきか」を常に考えてきたおかげで、プロの世界で大成することができたという。

その大成を支えたのが「メモ」だった。新人の頃から気づいたことをメモし続け、それを元に強者を倒してきた。

野村氏は、メモには2つの効用があると語る。

1つ目は「記憶力を高めてくれる(経験したこと、学んだことを忘れにくくする)」こと。2つ目は「観察力、思考力(発想力)を高めてくれる」こと。

ヤクルト黄金期を築き上げたときも「メモ」がキーだったそうだ。

ミーティング中にしっかりとメモを取るタイプは、大成した選手が多いように感じるという。古田敦也氏、宮本慎也氏、池山隆寛氏、広澤克実氏といった当時のヤクルトの主力選手たちは、しっかりとメモを取っていたそうだ。

そして、ミーティングで聞いた話をメモし、それを読み返しながら自分の中でしっかりと消化する。
そういった地道な蓄積がミスを減らすことにつながり、「考える力」を養ってくれると野村氏は指摘する。
当時のヤクルトの強さの原動力はメモにあったのだ。

皆さんも会社の会議などでしっかりとメモを取っていますか? この記事を読んで改めてメモをとることをもう一度やり直して見ませんか??

(参考記事)
https://biz-journal.jp/2020/02/post_141767.html