貧困女子へ望む生き方

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ここ数年、貧困層の女性をテーマにした記事が週刊誌やネットニュースで多く出ている。
僕の書いているものもそのひとつと認識されているのかもしれませんが、そういった記事の氾濫に対して非常に思うところがあった。
いわゆる「貧困女子」ネタは、「日本社会における貧困問題を考える」という真摯な受け止め方はされず、むしろ、「ポルノ」として消費される部分があって。

そう語るのはルポライター鈴木大介

ここ数年、貧困層の女性がセックスワーク・ナイトワークに従事するテーマにした記事が週刊誌やネットニュースで多く出ました。

もちろん、本来的にはセックスワーク以外の選択肢がたくさんあり、その中で選ぶことができるほうがいいのです。
しかし、現状はそうなっていない。であるならば、選択肢を増やしていく過程において、いま現状セックスワークで生きざるを得ない人とか、主体的にセックスワークを選んでいる人が守られる仕組みづくりを目指すべき。
風俗産業に関しては、性産業自体を犯罪化する方向への議論でもなく、行政の管理を強めるという議論でもなく、ワーカーが自ら選択する幅を広げていくこと、「主体性の向上」という方向で健全化していくという方向に議論がなされてほしいです。

働き方に良い悪いはないと思いますが、ナイトワークに従事する人にトラブルは多いのでそこでのトラブルの減少を願っています。


参考記事
https://wezz-y.com/archives/71507