子供が勉強に出来るようになる方法〜自己コントロールの大事さ〜
12月3日、OECD(経済協力開発機構)による生徒の学習到達度調査(PISA)の結果が公表された。これは、2000年から3年ごとに、各国の15歳児を対象として、読解力、数学的リテラシー、科学的リテラシーを測定するものである。
このように、今どきの日本の子どもたちには教科書を理解できないほどに読解力がない者が非常に多く、読解力の低下が深刻化しているわけだが、今回の国際学力調査においても、日本の子どもたちの読解力の低下が改めて注目されることとなった。
読解力が低いと、国語だけでなく、他の教科の理解にも悪影響がある。各教科の教科書や参考書の内容を理解するにも、試験問題の意図を理解するにも、そして授業中の先生の説明を理解するにも、読解力が必要だからだ。
読解力を鍛えるには本を読む。誰しもがこう考えるのではないでしょうか?
各自が興味をもてる領域で読みやすい本を読み始めるのだが、2~3週間後には早くも挫折する学生が大半である。「自分はどうしても意志が弱くて、何をやっても続かないんです」「すぐに飽きちゃうんです」などと言いながら、「でも、このままじゃ、社会に出てから苦労しますよね」と、安易なほうに流されやすい自分の心理傾向に頭を悩ませている。
大人だって同じだろう。「健康のためにできるだけ歩かないと」と思ってはいても、ついエレベーターやエスカレーターを使ってしまう。「ダイエットのために甘い物を控えないと」と頭ではわかっていても、おいしそうなケーキを見ると我慢できず、買ってきて食べてしまう。そんな人も少なくないのではないか。
参考記事
https://biz-journal.jp/2020/01/post_135181_2.html