餃子の王将~中華料理店よりも売り上げが良い理由~

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王将、日高屋、後楽園
みなさんもひと月に一度は上の三つの飲食店に行くことはあるのではないでしょうか?? この3つの飲食店、明暗がくっきり分かれている

王将を展開する王将フードサービスは営業利益7.7%アップ。(2019年4~12月期)
日高屋を運営するハイデイ日高は営業利益16.3%ダウン。(2019年3~11月期)
幸楽苑を展開する幸楽苑HD営業利益が71.9%ダウン。(2019年4~12月期)

幸楽苑HDの業績悪化には特殊な事情があり、やむを得ない面がある
昨年10月に日本を直撃した台風19号により、福島県郡山市にある工場の操業が停止した。その影響で店舗へ食材が供給できず、全店の半分にあたる約240店の一時休業を余儀なくされた。

ハイデイ日高が失速したのは、「働き方改革」が影響したためだという。働き方改革の進展で残業が減り早い時間に退社する人が増えたが、それに伴い、日高屋に寄らずに帰宅する人が増えたというが他の飲食業もどうようのことが言えるため言い訳にはならない

王将が好調な理由の一つに餃子ブームがある
また主要食材の豚肉、キャベツ、ニラ、ニンニク、生姜、小麦粉はすべて国産だという。なかでもニンニクは青森県産、小麦粉は北海道産と、産地にまでこだわっている。
逆に日高屋幸楽苑ともに豚肉と小麦粉、ニンニクは外国産を基本としている。

多少王将の方が価格は高いがそれ以外の部分で勝っている部分は多いと思う。また、ニンニクなし餃子の導入、持ち帰り用の生餃子のPRにケンドーコバヤシの導入などあらゆる面での工夫を行っている。

王将の快進撃。今後も楽しみである

(参考記事)
https://biz-journal.jp/2020/02/post_140210.html